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2011年10月27日(木) たんけん隊
紙漉(す)きをして、紙が好きになりました」富士市博物館にコナが行ってきました。
こんにちは、レポーターのコナです。
今回は、富士市立博物館で行われた「めざせ!ふじのくに 子ども観光大使」をレポートします!

子ども観光大使とは「地域の良さを発信できる子どもを!」をモットーにNPO法人子ども未来のみなさんが中心に行っている事業です。今日は“紙の町富士市”にて「自分の漉(す)いた紙で手紙を書こう」ということで、子どもたちは紙漉(す)きにチャレンジしました。

まずは、紙についてお勉強。紙は身の回りにたくさん使われています。富士市は日本一の紙生産量と聞き、子どもたちは驚いていました。

観光大使1

お話を聞いたら、早速「紙漉(す)き」の体験へ。作業場に入った子どもたちは真剣!
講師の先生の話をよく聞き、作業のひとつひとつを丁寧にやっていました。
子どもたちは職人になった気分だったのでしょう。

みなさん、紙をつくる工程はご存知ですか?
今日は子どもたちが体験した紙漉(す)きの工程を説明します。

①みつまたの繊維を溶かした液を型に流し込む。平らになるように手でゆらす。
②型をはずし葉っぱなどの飾りを入れて、上から先ほどの液をかける。

観光大使3観光大使4

③特製装置(ほとんど掃除機…)で水分を取る。
④熱い板の上で乾かす。

観光大使5観光大使6

この活動の最後に、今日作った自分だけのはがきに、感想や絵を書いたり、俳句を作ったりしてまとめていました。このレポートのタイトルは、その時にある子が教えてくれた言葉です。今日の活動を一言で表したユニークなまとめです!

参加した子どもたちはこの活動を通して、身近な“紙”について理解を深めたでしょう。
“紙”について知り、“紙”を好きになった子どもたちは、きっとたくさんの人にこの感動を伝えてくれると思います。

地域の良さを発信してくれる人になってほしいなーと思うコナでした。