こうちゃんが、「夏休み県大ツアー2013」を取材しました。
県民の日である8月21日に、静岡県立大学で「夏休み県大ツアー2013」が行われました。 小学生、中学生、高校生が参加して普段なかなか見ることのできない大学キャンパスの中にある研究室や実習室を見学したり、研究の内容を聞いたり、体験したりという貴重な時間を過ごしました。
はじめに、「小講堂」というところに集合しました。(ちなみに、県立大学には「大講堂」もあります)。 木苗(きなえ)学長のあいさつの後、4グループに分かれて県立大学にある、薬の研究をする薬学部、食べ物と体の関係を研究する食品栄養科学部、世界の国や地域との関わりを研究する国際関係学部、経済と会社の仕組みと情報とを研究する経営情報学部、看護師を育てる看護学部の5つの学部と、大学の図書館を見てきました。
薬学部では、薬学部での研究を紹介するポスターが展示されており、ガイドをして頂きながら見学しました。緑茶のパワー、すごかったです。緑茶に含まれるカテキンに血糖値を下げる作用があることなど、研究の成果が紹介されていました。
 食品栄養科学部では、実際にスライドと実験機材を用いて、体内で自分の食べた食事が消化(消費)されているかということをグラフにして目で見ることができるようになっていて、炭水化物は、食べ物をエネルギーに変える働きがあるため、体にとって必要な栄養素であるということがわかりました。 国際関係学部では、留学生からミャンマーについて紹介され、伝統的な化粧品(ファンデーションのようなもの)で、現在でも使われている「タナカ」の体験が行われました。「タナカ」を顔につけてもらった子どもたちは「すずしい」、「黄色くなってきた(「タナカ」は乾燥すると物によって肌色から黄色に変わる)」とミャンマーのおしゃれを体験していました。
 経営情報学部では、バーチャル地球儀「グーグルアース」を見学し、子どもも保護者もびっくり。遠隔講義室では、カメラがたくさんある部屋でよその場所と交流できることを体感しました。 看護学部では人体模型などが展示されていて、体の様子や菌類の研究を見せてもらいました。
今日の「はてな」や「なっとく」を胸にした子どもたちの将来が楽しみですね♪
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