まなぼっと - 静岡県生涯学習情報発信システム

文字サイズ変更

2013年12月11日(水) たんけん隊
コマ兄が「平成25年度 親子防災教室」を取材しました。
こんにちは!!レポーターのコマ兄です。
 今回私は、静岡県地震防災センターで開催された『平成25年度 親子防災教室』の取材に行ってきました。
 静岡県地震防災センターは、地震防災などに関する情報を県民に発信する場です。また地震防災に関するさまざまな講座や教室が開かれており、多くの方々が参加されているそうです。

では親子防災教室へ!!
 まずTSUNAMIシアターでは、津波に関する映像を見ました。子どもたちは臨場感ある映像に集中しながらも、その映像の迫力に驚いている様子でした!!
 次に、津波に関する写真展示コーナーにおいて、津波により建物がなくなってしまった様子等、インストラクターのわかりすい説明を聞きながら写真を見ました。みんなは、津波の被害の大きさに圧倒され、親子で「地震が起きたら、どのように対応すれば良いのだろう」と考えているようでした。どんな対応を考えてみたでしょうか?。
駒坂1
地震体験コーナーでは、親子で実際に地震の揺れを体験しました。
あまりの揺れの大きさに子どもたちは驚いたり、頭を抱えこんだりとさまざまな反応を見せてくれました。私も実際に体験しましたが、あの揺れは相当恐かったです…。
しかし揺れがおさまると、安堵感があり、子どもたちも安心した表情で「怖かった」「でも、楽しかった」等と、感じたことを話してくれました!!

また、子どもたちは避難する際に必要な避難セットも作りました。まず子どもたちで必要なものを考え、リュックサックに入れました。水や食料、トイレセット等を入れました。子どもたちの中には、避難所生活を想像し、本やゲームも入れていました。しかし、リュックサックのあまりの重さに驚いた後に、必要なものと不要なものがあることに気づいたようです。
次に必要なものだけをリュックサックの中に入れてみました。重さは変わったでしょうか。しかし、それでもリュックサックは重いことがわかり、避難に必要最低限のものの重さを改めて確認することができたようです。
駒坂2

今回の防災教室を通して、子どもたちから「楽しかった」という声が多く聞こえてきました。また保護者の方々も、子どもたちの体験の様子から危険回避にどのように備えるかを考える機会になったと思います。

他にも、センター内には耐震コーナーなどといった展示コーナーをはじめ、消火体験コーナーなど体感コーナーも充実しています。
みなさんもぜひ、静岡県地震防災センターに行って、地震防災について学んでみてはいかがでしょうか。