まなぼっと - 静岡県生涯学習情報発信システム

文字サイズ変更

2014年01月20日(月) たんけん隊
ぴっころが、静岡音楽館AOIの「第15期子どものための音楽ひろば」を取材しました!
レポーターのぴっころです!
みなさん、JR静岡駅北口すぐの静岡中央郵便局の建物内7~9階という好立地に「静岡音楽館AOI」があることをご存じでしょうか?
静岡音楽館AOIは、未来ある静岡の音楽文化を担う場所として、1995年5月に開館しました。芸術監督のもと、静岡から発信する新しい音楽文化の創造、発展を目指し、多彩なコンサート、講座等を開催しています。
今回私は、そんな静岡音楽館AOIで開催されている「第15期子どものための音楽ひろば」にお邪魔し、取材させていただきました。
この講座は、音楽を通じた幅広い経験をすることによって、子どもたちが自らの能力に気づくことを願い、開催されています。そして、本物を聞き分ける耳・見分ける目・豊かな感性を養うことを目指し、第一線で音楽活動を続ける講師陣が、今の子どもたちへのメッセージを伝えていきます。
私が取材させていただいた12月21日の講座では「うた」と「リズム遊び」が行われていました。この講座は、全24回あり、受講している子どもたちは、5月から継続して参加しています。そのため、子どもたちは講座の流れを理解しているようで、各自、次の活動を意識しながら行動していました。

 まず始めに「うた」からスタートです。さっそく声を出して歌うのかと、思いきや…まずは体操です。手をブラブラとさせてみたり、グーンと伸ばしてみたり、体全体を大きく動かしていました。
美沙貴1

体操の後は発声練習で、近くにいる友達と2人組になり、1人は先生役となってお互いにアドバイスをしながら練習を行います。しっかり発声練習を行った後はいよいよ歌の練習です。子どもたちの歌声は1人1人の声がとても力強く、とってもきれいでした♪ 私も歌の練習に参加させていただいたのですが、子どもたちと一緒に歌うと本当に気持ちよくて、とても楽しかったです!
 「うた」のあとは「リズム遊び」です。リズム遊びでは様々な打楽器が登場します。タンバリンやマラカスなどのお馴染みのものから、ボンゴやコンガ、タムタムといった、学校などでもあまり触(さ)わる機会がないようなものまでありました。
 様々な楽器があるので一斉に音を鳴らすと、あっちからもこっちからも音が聞こえてきて部屋中に楽器の音が響き渡ります。
 子どもたちは1人1つ楽器を持ち、歌いながら演奏します。歌いながら楽器を演奏することに子どもたちは悪戦苦闘しつつも、どの子どもも積極的に練習に取り組んでいる姿が見られました。
 練習の合間には、講師の先生から楽器のさまざまな演奏方法を教えていただきました。先生と同じように楽器を鳴らしてみて、「こんな演奏方法もあるんだ!」「こんな音も出るんだ!」と、子どもたちは驚いたようでした。
 短い時間の中でもたくさんの「音楽に触れる」ことができるというのはとても貴重ですよね!
美沙貴2