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2010年03月05日(金) たんけん隊
版画教室「リトグラフ」に行ってきたYOU
 こんにちは、YOU(ヨウ)です。
 2月28日、ビュフェ美術館で行われた「版画教室『リトグラフ』」の様子を見学してきました。
 YOU自身、今まで「リトグラフ」という版画を経験したことがなかったものだから、(どのようにやるのかなぁ)と、とってもワクワクした気持ちでした。
 まず、美術館の方から、リトグラフについての簡単な説明がありました。その説明によると、リトグラフとは、水と油の反発作用を利用した版画の技法であることが分かりました。
 
 それでは、子どもたちの活動の様子をリトグラフの手順にそって紹介することにしましょう。

1 下絵をクレヨンで金属板に写す
 
 子どもたちは、りすの絵、ざりがにの絵、マイケル・ジャクソンの絵、将棋を指す男の子の絵、ピッチングをする男の子の絵など、思い思いに絵を描きました。

2 ラズンやタルクという白い粉を版面にふりかけ、こする

 タルクをこすっている子に聞いたら、「気持ちいい」と言っていました。
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3 スポンジでSK液を版面にぬる
4 寒冷紗で余分なSK液をふき取る(ここで版を40~50分置く)


 待っている間、子どもたちは、「こども美術館」の中で遊びます。この遊ぶ時間も、子どもたち同士の良いコミュニケーションの時間になっているように思いました。

5 水を含んだスポンジでSK液をふきとる
6 ローラーでインクを版にもる
7 水を含んだスポンジで版をふく
 子どもたちの希望で、虹色のインクが準備されました。6・7の作業を6回ぐらい繰り返します。
 子どもたちは、ローラーでインクをつけるのがとっても楽しいようです。
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8 プレス機にかけ、刷る
9 サインを書いて完成
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 子どもたちの作品の一例です。虹色が素敵ですよね。
 
 最後、子どもたちに活動した感想を聞いたところ、「楽しかったぁ!!」と、うれしそうに答えてくれました。きっと、思った以上に素晴らしい作品ができてうれしかったんだと思います。今日の体験と作品は、活動した子どもたちの良い思い出になることと思います。

 また、参加した子どもたちに、「ゆうゆうポイントシール」が3枚配られました。「今日の3枚で、22枚たまったぞ」と、喜んでいる子どもがいました。これからも、自分なりのペースで、体験的な学びとシール集めとを楽しんでほしいと思いました。