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2010年08月02日(月) たんけん隊
KuKuの「小学生のためのたのしい~♪おえかき教室」レポート
 暑中お見舞い申し上げます。
 今日は、KuKuが、長泉町の「桃沢工芸村」で行われた「小学生のためのたのしい~♪おえかき教室」の様子をレポートします。
 参加した子どもは20人、御指導していただくのは、なんと、あの有名な日本画家、坂本武典(ぶでん)先生
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 まず、子どもたちは、絵を描くための準備運動をします。鉛筆で直線や波線を描いたり、○△□を描いたり。
 ここで、先生からの指導が入ります。
 「鉛筆の『先』ではなく『はら』で描いてごらん。」
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 「はら」で描くとは、この写真のように描くことです。持ち方も、線の柔らかさも変わってきました。

 ウォーミングアップを終え、本格的に絵を描き始めます。今日描くのは、花や野菜や果物。
 先生は、言います。
 「描きたいと思ったものを、よ~く観察しよう、さわってみよう、においをかいでみよう。」
 「大きく描くためには近くから見なきゃ。」
 「『あたり』を決めよう。画用紙のこの『あたり』この部分を描こうとかね。」
 「間違いなんかないんだよ。」
 「いいね。いいね。」
 先生の「ホメ言葉」に、子どもたちの鉛筆から素敵な線が生まれ、素敵な花や野菜・果物が生まれました。
 
 次に色ぬり。「点描」と「たらしこみ」という画法を先生に教えてもらい、下描きした絵に色をのせていきます。
 「てんてんてん・・・とか言いながら描こうよ。」
 「芸術家みたいじゃん。」
 「情熱的だね。」
 「いいねぇ、才能あるよ。」
 「全部の色を使おうよ。」
 「同じ色をまとめてもいいし、散らしてもいいし。」
 先生は、一人一人の絵を見て、その子にあった「ホメ言葉」をかけていきました。
 先生の「ホメ言葉」は子どもに絵を描く意欲を持たせる「魔法の言葉」でした。
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 完成した絵がこちら!
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 大きいなすやガーベラなどの絵が仕上がりました。
 きっと、子どもたちは、坂本先生の「ホメホメお絵かき教室」で楽しく「お絵かき」をすることができたと思います。

<おまけ>
 先生は、虹の七色についても教えてくれました。みなさんは、虹の七色って知っていますか?赤・だいだい・黄・緑・青・□・紫なんですが、□に入る色って分かりますか。もし、分からなければ、是非、調べてみてくださいね。