まなぼっと - 静岡県生涯学習情報発信システム

文字サイズ変更

2010年08月11日(水) たんけん隊
べぇの「夏休み自由研究教室・子ども文化財学習会」レポート
 こんにちは!!レポーターの「べぇ」です。
 今回は8月1日に静岡市文化財資料館で行われた「夏休み自由研究教室・子ども文化財学習会」に行ってきました。
 今日の学習会では、腹話術で静岡の民話を楽しく学びます。
 みなさんは、静岡県内にはたくさんの民話が残されていることを知っていますか??
 「天の羽衣」(静岡市清水区三保)、「小夜の中山」(掛川市)、「しっぺい太郎」(磐田市)などのお話が有名ですね。
 今回は静岡市の民話の中から「沼のばあさん」(葵区瀬名)と「ぼっかあさまと赤いもち」(葵区松野)というお話を聴くことができ、さらに、モンゴルの民話の中から小学生のみんなもよく知っている「スーホの白い馬」も聴くことができました。
 今日、腹話術で楽しく民話をお話してくださったのは、静岡市の「北部図書館友の会」会長である小泉啓子先生。
DSCF3200
 なんと小泉先生は「春風ひすい」という芸名をもつ腹話術のプロ。腹話術で登場した人形の名前はけんちゃん。
 小泉先生とけんちゃんは「スーホの白い馬」を、お話の中に登場する馬頭琴というモンゴルの楽器やモンゴルの民族衣装を見せながら楽しくお話してくださいました。
 みんな腹話術を目の前で見ることができて、人形の動きやお話の内容に興味津々です。
 ところで、腹話術って見ているとやってみたくなりませんか??
ということで、今日の学習会の後半は、腹話術に挑戦です。まずは自分が腹話術で使う人形づくりから。材料は、くつ下、画用紙、わた、ボール紙、フェルトなど、材料を組み合わせていくと自分だけのかわいい人形が完成します。
DSCF3213 
 人形が完成したら腹話術の練習です。小泉先生のマネをして、腹話術に挑戦してみるものの、見るとやるとは大違い、小泉先生のように上手にできません。それもそのはず、小泉先生のような腹話術師になるためには、4級、3級、2級、1級と試験に合格しなければならないそうで、しかも芸名をもらうためにはさらに厳しい試験に合格しなければならないとか。改めて腹話術のスゴさを感じることのできる学習会でした。