講演テーマ 「実世界と情報社会を融合する知的な情報システムとは」
講演1 「エネルギーの情報化:実世界と情報社会の融合による次世代エネルギー」
講師:
静岡理工科大学 理工学部 電気電子工学科
准教授 加藤丈和
講演内容 :
実世界と情報社会の融合とは、実世界にある「もの」がICT技術により、自律的に自分自身を管理しながら、「もの」同士の相互に連携することで、システム全体でおきる「こと」を管理・制御することであると考えます。講演ではその一例として、電力発電や消費が分散化、個別化、双方向化しつつある電力システムの管理方法として、家庭・オフィス・工場・農場など、需要家EMSを主体とし、それらが相互連携することで全体を管理する、次世代の分散協調型電力管理の枠組みの構築を目指した取り組みについて紹介します。
講演2 「インタラクションダイナミクスのモデル化を目指して」
講師:
京都大学大学院情報学研究科 知能情報学専攻 准教授 川嶋 宏彰 氏
講演内容:
人同士のコミュニケーションには、間合いや表情・動きの変化など、個々の参与者や、参与者間のインタラクションに様々なダイナミクスが存在します。人と機械の自然なインタラクションを実現するうえで、これらダイナミクスをどのように数理的に扱えばよいでしょうか?はじめに、表情における部位間のタイミング情報や、視聴覚メディア信号間の同期構造を、ハイブリッドダイナミカルシステムと呼ばれる数理モデルで統一的に扱う方法について紹介します。続いて、コミュニケーションのモデル化を目指した、マルチエージェントの相互作用モデルについて、人やロボット、生物群などの広い視点から紹介します。
開催日 |
2017年11月23日(木)
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開催時間 |
午後1時30分~午後4時30分 |
会場 |
静岡理工科大学 学生ホール3階 300講義室
静岡県袋井市豊沢2200-2 |
駐車場 | 有 |
対象 | 小学校:1年 ,2年 ,3年 ,4年 ,5年 ,6年 ,保護者 中学校:1年 ,2年 ,3年 ,保護者 高等学校:1年 ,2年 ,3年 ,保護者 特別支援学校:生徒 ,保護者 その他:教職員 ,ボランティア ,一般 ,その他 |
申込受付期間 | 2017年10月10日(火)~2017年11月20日(月) |
講座分類 | パソコン・IT・情報通信 ,科学技術 ,ものづくり・創作・工作 |
費用 | 無料 |
主催 | 静岡理工科大学 |
後援 | 袋井市、袋井市教育委員会、袋井商工会議所、浜松商工会議所、公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社 |