浜松発祥と言われる機械染色技術「籠(篭)付け」に使用された型紙を展示します。
「籠(篭)付け」とは、型紙のデザインをエッチングで写して透かし彫りにした薄い銅版を円筒形に丸め、この円筒を回転させながら、内側から糊を押し出して布に捺染する技術です。明治時代に開発されたと考えられ、透かし彫りした円筒の姿形から「籠(篭)付け」と呼ばれるようになったそうです。1950年代から1970年代、着物の需要が大きかった時代、「籠(篭)付け」が活躍しました。
静岡文化芸術大学と浜松市博物館は、平成29年度から、「籠(篭)付け」に使用された型紙を通して、浜松の染色の技法とデザインに関する共同研究を進めています。この巡回展は、研究に参加する学生による中間報告として実施するものです。
機械染色の型紙を通して、近代から現代の機械染色の歴史やデザインを振り返るきっかけとなることを願っています。
開催日 |
2018年6月16日(土)~7月1日(日) 休館日:なし
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開催時間 |
10:00~19:00 |
会場 |
静岡文化芸術大学 西ギャラリー
静岡県浜松市中央区中央2-1-1 |
駐車場 | 無 |
対象 | その他:一般 |
申込受付期間 |
2018年06月16日(土)~2018年07月01日(日)
事前申込は必要ございません。 |
講座分類 | 音楽・芸術 ,工芸 |
費用 | 観覧料 無料 |
主催 | 静岡文化芸術大学・浜松市博物館 |