今年度は、日本最古の歌集『万葉集』と最初の随筆文学『枕草子』を鑑賞します。『万葉集』は、8世紀の中頃成立した3世紀の長きにわたる歌、庶民が詠んだ東歌・防人の歌を含めて編集された最古・最大の歌集です。全20巻4500余首の中から、今年度は巻四までのもの、短歌を主として長歌も数首を選んで鑑賞します。また、日本独自の仮名が、大陸から入ってきた漢字から、どのように作られてきたのかを「万葉仮名」をみることによって学びます。
『枕草子』は、紫式部の「あはれ」の『源氏物語』と並んで平安時代を彩った「をかし」の『枕草子』と言われ、この随筆によって、当時の宮廷生活を垣間見ることができ、作者清少納言の周囲への鋭い感覚も興味がそそがれます。全300余段の中から順を追って適宜選んでいきます。
開催日 |
2018年09月09日(日)
2018年10月14日(日)
2018年11月11日(日)
2018年12月09日(日)
2019年01月13日(日)
9月~1月の第2日曜日
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開催時間 |
13時30分~15時30分 |
会場 |
富士市立富士文庫 1階講座室
富士市久沢797-1 |
駐車場 | 有 |
講師名 | 小出貫暎(こいでみちてる)さん |
講師紹介 |
東京教育大学(現筑波大学)文学部卒 中国文化学会会員。 中国上海外国語大学における日本語指導など。著書に「西湖物語」などがある。 |
対象 | その他:一般 |
定員 | 48名 |
申込受付期間 |
2018年08月24日(金)~2018年09月08日(土)
午前9時から受付(先着順) |
申込方法 | 申込用紙に必要事項を記入のうえ、受講料500円をそえて、富士文庫へ直接申込。 |
講座回数 | 全5回 |
講座分類 | 文学 |
費用 | 受講料500円 |
主催 | 富士市立富士文庫 |