まなぼっと - 静岡県生涯学習情報発信システム

　学校図書館オリエンテーションは、子どもたちが学校図書館の機能を理解し、学習や読書活動などのために、自ら利用できるようになることを目的として行われます。そのため、年度初めに行われるのが望ましいでしょう。

　オリエンテーションでどのようなことを行えばよいのか、すぐに思いつかない時に役に立つのが、静岡県読書ガイドブック「本とともだち（小学生版）」です。

　「本とともだち（小学生版）」には、教職員のための手引きがついています。この手引きは、教科や学級活動、総合的な学習の時間に使えるよう、学校図書館の基本的な利用指導の内容をまとめたものです。これを利用して、学校図書館オリエンテーションを行うことができます。

　図書館内を探検したり（ｐ４～５「学校としょかんには」）、本の扱い方を学んだり（ｐ８～９「本となかよし」）、本の分類を学んだり（ｐ10～11「本のなかまわけ　しっているとべんりです」）と、オリエンテーションに使えるページがたくさんありますので、ぜひご活用ください。

　１年生の時には少し難しいと感じられるところは、２年生、３年生のオリエンテーション時にご活用ください。

　もちろん、この「本とともだち（小学生版）」は、総合的な学習の時間に活用することも可能です。

　学校図書館オリエンテーションでどのようなことを行うのか、もっと詳しく知りたい方には、次の図書や雑誌がお薦めです。併せてご覧ください。

【参考図書】

『はじめよう学校図書館　11　心をつかむオリエンテーション』全国学校図書館協議会　2014年　

『学校図書館　通巻834 号』「４月は学校図書館オリエンテーション」p 61-64 全国学校図書館協議会 2020 年

『学校図書館 通巻822 号』「きらり! 学校司書(VOL.13)子どもたちの学び心をくすぐる学校図書館オリエンテーション」p 77-79 全国学校図書館協議会 2019 年