人類は微生物の営みによる発酵を通じて、食することのできる動物・植物の幅を広げてよりよく栄養を摂取するとともに、長期保存を行ってきました。また、発酵飲料は人を誘引し凝集する力をもち、歴史的に宗教や政治と密接につながり、地域社会の形成においても大きな役割を果たしてきました。本講座では中国の少数民族の食や茶文化、イスタンブルの居酒屋、スペイン中世のワイン法、アメリカの演劇といった様々な場面から、発酵飲料・発酵食品とそれを取り巻く文化を描き出します。
10:00~「ミャオ族の発酵文化」(内山)
11:00~「近代中国における茶館の役割」(戸部)
13:00~「オスマン帝国の都スタンブルにおける酒と発酵飲料」(澤井)
14:00~「レコンキスタ期のワイン法にみるキリスト教徒とイスラームの関係」(大原)
15:00~「アメリカの演劇と発酵と飲料」(辻)
開催日 |
2026年03月07日(土)
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開催時間 |
![]() 10:00~16:00 |
会場 |
静岡市葵生涯学習センター(アイセル21)
静岡市葵区東草深町3-18 |
駐車場 | 有 |
講師名 | 内山智尋、戸部健、澤井一彰、大原志麻、辻佐保子 |
講師紹介 |
静岡大学未来社会デザイン機構 講師 内山智尋(中国社会事情) 静岡大学人文社会科学部 教授 戸部 健(中国史) 関西大学文学部 教授 澤井一彰(オスマン帝国史) 静岡大学人文社会科学部 教授 大原志麻(スペイン史) 静岡大学人文社会科学部 講師 辻 佐保子(アメリカ文学文化) |
対象 |
その他:一般
一般市民、研究者、学生 |
定員 | 対面:80人オンライン:50人 |
申込受付期間 | 2026年01月05日(月)~2026年03月06日(金) |
申込方法 | 静岡市生涯学習センターのホームページまたは往復葉書によりお申込みください |
講座回数 | 1回 |
講座分類 | 歴史・文化 |
費用 | 無料 |
主催 | 国立大学法人 静岡大学 |
共催 | 静岡市生涯学習センター |
後援 | 静岡県教育委員会 |
備考 |
■申込先 <HP>https://sgc.shizuokacity.jp/ <往復葉書>〒420-0865静岡市葵区東草深町3-18 静岡市葵生涯学習センター(アイセル21)宛。 ※申込には住所、氏名(ふりがな)、電話番号、講座名、参加方法(対面orオンライン)、メールアドレス(オンライン参加の場合)、返信用宛先を明記してください。
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