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2013年01月21日(月) たんけん隊
「子ども観光大使イン掛川~雑草が変身!古事記時代から伝わる葛の魅力体験」の取材へ行ってきました。
レポーターのちさぽんです!
 今回は「子ども観光大使イン掛川~雑草が変身!古事記時代から伝わる葛の魅力体験~」の取材へ行ってきました。
 
深い歴史のある掛川城で行われた今回の企画。そんな掛川城よりもずっと歴史のある、掛川の特産品「葛(くず)」について学びます。観光大使である子どもたちにとって、学びいっぱいの1日でした♪
 子どもたちはまず、「葛(くず)」についての勉強です。
葛の繊維で紡いだ糸を織って布にすると、自然で美しい光沢があり、風通しが良い「葛布(くずふ)」となります。昔は洋服やふすまとして、今では扇子、キーホルダー、お財布など時代の流れと共にいろいろなものに使われているそうです。
葛2
 

葛布の魅力について勉強したあとは、川出先生の御指導の下、実際に葛布の手織り体験を行いました!
板を踏んで、糸を通して、踏みかえて…トン・トン!
体験してみると、布を織るのは、なんて時間がかかるんだろうと実感させられます。でも、順番に機織りを体験した子どもたちは「楽しい!もう一回やりたい!」と再度挑戦していました。
葛1
 

次に、葛布のしおり作りを行いました。好きな色の葛布を好きな形に切り、リボンをつけて完成です。素敵なしおりができて、みんな嬉しそうな様子でした。
葛3
 
今まで知らなかった掛川の葛の魅力を知り、子どもたちは一層、この地域のことを好きになったのではないでしょうか。これからも、「ふじのくに」の良さをたくさんの人に発信する「子ども観光大使」として活躍していってほしいなと感じました。